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【市況】31日の米株式市場の概況、NYダウ3日続落 マイクロソフトとメタが急落

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 31日の米株式市場では、NYダウが前日比378.08ドル安の4万1763.46ドルと3日続落。決算を発表したマイクロソフト<MSFT>とメタ・プラットフォームズ<META>が急落し、ハイテク関連株への売りを促して投資家心理が下向いた。9月の米個人消費支出(PCE)物価指数ではエネルギー・食品を除くコア指数が前月比で0.3%上昇し、伸び率は前月の0.2%を上回った。根強いインフレ圧力が示されたほか、週間の新規失業保険件数は市場予想を下回り、米景気の底堅さが意識された。もっとも10月の米雇用統計を見極めたいとのムードが優勢で、決算発表を受けた個別物色主体の展開だった。

 ボーイング<BA>やインテル<INTC>、メルク<MRK>が売られ、ウーバー・テクノロジーズ<UBER>が急落した。半面、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>やアムジェン<AMGN>、ウォルト・ディズニー<DIS>が堅調推移。カーバナ<CVNA>とロブロックス<RBLX>が大幅高となった。

 ナスダック総合株価指数は512.780ポイント安の1万8095.151と続落した。エヌビディア<NVDA>とアマゾン・ドット・コム<AMZN>が株価水準を切り下げ、テスラ<TSLA>やアルファベット<GOOG>、アップル<AAPL>が軟調に推移。イーベイ<EBAY>とロビンフッド<HOOD>が下値を探った。一方、エッツィ<ETSY>とブッキング<BKNG>が高い。

出所:MINKABU PRESS

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