【材料】ロブロックスが決算受け大幅高 通期のガイダンスを上方修正=米国株個別
(NY時間15:34)(日本時間04:34)
ロブロックス<RBLX> 51.44(+8.30 +19.24%)
主に10代向けオンラインゲーム開発のロブロックス<RBLX>が大幅高。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高およびブッキングが予想を上回ったほか、ガイダンスでも予想を上回る第4四半期ブッキングの見通しを示した。それに伴い、通期のガイダンスも上方修正している。
同社のようなオンライン・プラットフォームは、ユーザーが友人と複数の異なるゲームで遊ぶことができプレーヤーの興味を引き続けている。同社のユーザーも年々、このプラットフォームにより多くの時間とお金を費やしている。
同社は今回の業績はAIを利用してユーザーが好みのゲームを見つけやすくする検索および発見機能が寄与したとしている。また、同社のゲーム開発者がより質の高いゲームを打ち出していることから、ユーザーはより多くのお金をゲームに費やすようになっているという。
同社のポリシーに対する批判が広まり、同サービスを利用した児童虐待容疑者が逮捕されたことを受け、同社は安全性に関する変更を11月に実施する予定。同社のユーザーの約40%を占める13歳未満の子どもたちが特定のチャット機能にアクセスするには、保護者の許可が必要になる。
7月には同社のプラットフォームで知り合った被害者を虐待または誘拐した容疑で20数人が警察に逮捕されている。
今月上旬に空売りで知られるヒンデンブルグが、同社は児童略奪者のプラットフォームへのアクセスを阻止するのに十分な対策を行っていないとするレポートを発表し、同社株は9%下落した。同レポートはまた、同社がユーザー数で投資家を欺いていると非難したが、アナリストはこの主張に疑問を呈している。
(7-9月・第3四半期)
・1株損益:-0.37ドル(予想:-0.38ドル)
・売上高:9.19億ドル(予想:8.78億ドル)
・ブッキング:11.3億ドル(予想:10.2億ドル)
・1日アクティブユーザー(DAU):8890万人(予想:8429万人)
・FCF:2.18億ドル
(10-12月・第4四半期見通し)
・売上高:9.35~9.60億ドル(予想:9.69億ドル)
・ブッキング:13.4~13.6億ドル(予想:13.0億ドル)
(通期見通し)
・売上高:35.5~35.7億ドル(従来:34.9~35.4億ドル)
・ブッキング:43.4~43.7億ドル(従来:41.8~42.3億ドル、予想:42.2億ドル)
・EBITDA(調整後):1.25~1.45億ドル(予想:0.92~1.32億ドル、従来:6.71億ドル)
(25年度見通し)
・ブッキングの成長目標を20%に据え置き
・上半期は競争の緩和による恩恵を受ける可能性
・第1と第2四半期の成長が第3、第4四半期の成長よりも高くなる
【企業概要】
3D仮想空間であるメタバース上で、開発者やクリエイターコミュニティからの生成コンテンツによって運営されている。ユーザーはモバイルやデスクトップなどからアクセスでき、アバターをパーソナライズし、自分を表現、さまざまな世界を探索、他のユーザーとの交流体験などができる。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ロブロックス<RBLX> 51.44(+8.30 +19.24%)
主に10代向けオンラインゲーム開発のロブロックス<RBLX>が大幅高。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高およびブッキングが予想を上回ったほか、ガイダンスでも予想を上回る第4四半期ブッキングの見通しを示した。それに伴い、通期のガイダンスも上方修正している。
同社のようなオンライン・プラットフォームは、ユーザーが友人と複数の異なるゲームで遊ぶことができプレーヤーの興味を引き続けている。同社のユーザーも年々、このプラットフォームにより多くの時間とお金を費やしている。
同社は今回の業績はAIを利用してユーザーが好みのゲームを見つけやすくする検索および発見機能が寄与したとしている。また、同社のゲーム開発者がより質の高いゲームを打ち出していることから、ユーザーはより多くのお金をゲームに費やすようになっているという。
同社のポリシーに対する批判が広まり、同サービスを利用した児童虐待容疑者が逮捕されたことを受け、同社は安全性に関する変更を11月に実施する予定。同社のユーザーの約40%を占める13歳未満の子どもたちが特定のチャット機能にアクセスするには、保護者の許可が必要になる。
7月には同社のプラットフォームで知り合った被害者を虐待または誘拐した容疑で20数人が警察に逮捕されている。
今月上旬に空売りで知られるヒンデンブルグが、同社は児童略奪者のプラットフォームへのアクセスを阻止するのに十分な対策を行っていないとするレポートを発表し、同社株は9%下落した。同レポートはまた、同社がユーザー数で投資家を欺いていると非難したが、アナリストはこの主張に疑問を呈している。
(7-9月・第3四半期)
・1株損益:-0.37ドル(予想:-0.38ドル)
・売上高:9.19億ドル(予想:8.78億ドル)
・ブッキング:11.3億ドル(予想:10.2億ドル)
・1日アクティブユーザー(DAU):8890万人(予想:8429万人)
・FCF:2.18億ドル
(10-12月・第4四半期見通し)
・売上高:9.35~9.60億ドル(予想:9.69億ドル)
・ブッキング:13.4~13.6億ドル(予想:13.0億ドル)
(通期見通し)
・売上高:35.5~35.7億ドル(従来:34.9~35.4億ドル)
・ブッキング:43.4~43.7億ドル(従来:41.8~42.3億ドル、予想:42.2億ドル)
・EBITDA(調整後):1.25~1.45億ドル(予想:0.92~1.32億ドル、従来:6.71億ドル)
(25年度見通し)
・ブッキングの成長目標を20%に据え置き
・上半期は競争の緩和による恩恵を受ける可能性
・第1と第2四半期の成長が第3、第4四半期の成長よりも高くなる
【企業概要】
3D仮想空間であるメタバース上で、開発者やクリエイターコミュニティからの生成コンテンツによって運営されている。ユーザーはモバイルやデスクトップなどからアクセスでき、アバターをパーソナライズし、自分を表現、さまざまな世界を探索、他のユーザーとの交流体験などができる。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース