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【市況】米国株見通し:伸び悩みか、引き続きハイテク決済を注視

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

(13時30分現在)

S&P500先物      5,826.25(-25.75)
ナスダック100先物  20,412.00(-122.75)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は70ドル安。米金利は高止まり、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


30日の主要3指数は下落。終盤の値崩れでナスダックとS&Pは下げに転じ、ダウは91ドル安の42141ドルと続落で取引を終えた。この日発表された経済指標で国内総生産(GDP)は消費が堅調だったほか、雇用情勢の改善が好感され、ソフトランディング期待の買いは継続。一方、29日の引け後に発表されたアルファベットの決算は市場の観測を上回ったものの、マイクロソフトの業績を見極めようと過度な買いは抑制された。


本日は伸び悩みか。今晩のコアPCE価格指数は伸びが前回を下回るとみられ、連邦準備制度理事会(FRB)の緩和的な金融政策を期待した買いが先行しそうだ。30日引け後に発表されたマイクロソフトの決算は好調で、ハイテク買いが見込まれる。ただ、今晩のアップルやアマゾンの業績や明日の雇用統計の発表を控え、内容を見極めるムードで過度な買いは抑制される。月末の取引のため利益確定や持ち高調整の売りにも警戒したい。

《TY》

 提供:フィスコ

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