【材料】<注目銘柄>=JINSHD、国内牽引役に増益基調続く
ジンズホールディングス<3046>は、10月16日に年初来高値6440円をつけたあと短期の調整局面にあったが、再騰機運を高めつつある。国内売り上げの伸長や海外展開加速で業績は拡大局面入りが見込まれるだけに、更なる上値を目指す展開が期待できる。
同社は、「JINS(ジンズ)」ブランドで、アイウェアの企画・生産・流通・販売までを一貫して行っており、24年8月末時点で国内495店舗、海外241店舗(中国167店舗、台湾61店舗、香港9店舗、米国4店舗)を展開している。10月11日に発表した24年8月期決算は、営業利益が78億3600万円(前の期比61.7%増)と大幅増益を達成。可視光調光レンズなどのオプションレンズやサングラスといった季節性商品への需要が増えた国内アイウェア事業が牽引役となった。
25年8月期は営業利益85億円(前期比8.5%増)を見込む。引き続き国内アイウェア事業が牽引役となる見通し。既存店売上高は前期比4.5%増(前期12.6%増)を計画しているほか、出店を加速させ、前期の22店舗を上回る31店舗を出店(純増ベース)する予定。ただ、9月の既存店売上高が前年同月比22.7%増と20カ月連続で前年実績を上回ったことを考慮すると、保守的な計画とみられる。
また、今期はグローバル成長加速のため、売上高の巡航速度以上の投資を実施する方針で、台湾の出店加速、米国での出店再開などを計画。更に9月に現地法人を設立したベトナムをはじめ、新たな国・地域から出店の引き合いがあるとのことであり、グローバル展開の加速にも注目したい。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社は、「JINS(ジンズ)」ブランドで、アイウェアの企画・生産・流通・販売までを一貫して行っており、24年8月末時点で国内495店舗、海外241店舗(中国167店舗、台湾61店舗、香港9店舗、米国4店舗)を展開している。10月11日に発表した24年8月期決算は、営業利益が78億3600万円(前の期比61.7%増)と大幅増益を達成。可視光調光レンズなどのオプションレンズやサングラスといった季節性商品への需要が増えた国内アイウェア事業が牽引役となった。
25年8月期は営業利益85億円(前期比8.5%増)を見込む。引き続き国内アイウェア事業が牽引役となる見通し。既存店売上高は前期比4.5%増(前期12.6%増)を計画しているほか、出店を加速させ、前期の22店舗を上回る31店舗を出店(純増ベース)する予定。ただ、9月の既存店売上高が前年同月比22.7%増と20カ月連続で前年実績を上回ったことを考慮すると、保守的な計画とみられる。
また、今期はグローバル成長加速のため、売上高の巡航速度以上の投資を実施する方針で、台湾の出店加速、米国での出店再開などを計画。更に9月に現地法人を設立したベトナムをはじめ、新たな国・地域から出店の引き合いがあるとのことであり、グローバル展開の加速にも注目したい。(仁)
出所:MINKABU PRESS