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【材料】ミガロHD---査定自動化システムにDocument AIを導入、マイソクの読取り精度を向上

ミガロHD <日足> 「株探」多機能チャートより

ミガロホールディングス<5535>は25日、グループ会社のプロパティエージェントが開発した査定自動化システムにGoogleのDocument AIを導入し、従来のOCRと比較してマイソクの読取り精度を1.9倍に向上させることに成功したことを発表。

査定自動化システムは、各仲介会社から送られてくる紙帳票のマイソクをOCRにて、駅、エリア、築年数、賃料等の情報を読み取り、これらをもとに自動的に収支計算を行うシステムである。仲介会社数の増加に伴い、各社独自仕様のマイソクが増え、OCRの読取り精度が課題となっていた。Document AIを活用することで、OCR、機械学習、自然言語処理を組み合わせて文書の内容を理解し適切なデータを抽出させ、各社の独自仕様のマイソクの読取り精度を向上させた。これにより担当者の入力作業はほぼなくなり、作業工数削減に繋がった。

同社は、DX活動を推進し、ビジネス環境の急激な変化に迅速かつ柔軟に対応し、リアルな世界の様々なサービスをデジタルの世界で繋げていくことで企業価値向上を図っていく。

《AK》

 提供:フィスコ

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