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【通貨】東京為替:ドル・円は軟調、午後も下落基調に

ユーロ/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

24日の東京市場でドル・円は軟調。米10年債利回りの低下でドル売りが先行し、152円84銭から下落基調に。また、日本政府の円安牽制で円買いが強まり、午後も下げが続いた。夕方にかけては米金利安でドル売りが再開し、ドルは152円03銭まで下げた。
・ユーロ・円は164円78銭から163円81銭まで下落。
・ユーロ・ドルは1.0771ドルから1.0804ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値37,804.52円、高値38,320.39円、安値37,712.19円、終値38,143.29円(前日比38.43円高)
・17時時点:ドル円152円20-30銭、ユーロ・円164円30-40銭
【要人発言】
・ホルツマン・オーストリア中銀総裁
「ECBは12月に0.25%の利下げを行う可能性」
「0.50%の利下げはありそうにないが、不可能ではない」
「10月の予防的利下げが12月休止に十分だったとの結論に達する可能性も」
・バスレ・スロベニア中銀総裁
「ECBは段階的に金利を引き下げるべき」
・バネッタ・イタリア中銀総裁
「インフレ目標の達成は2025年末よりもかなり早い」
「経済は明らかに弱体化。さらなる利下げを促す環境」
・エスクリバ・スペイン中銀総裁
「12月の政策決定は引き続き柔軟で、データ次第」
・ビルロワドガロー仏中銀総裁
「ECBが後手に回っているとは考えていない」
「12月理事会はすべての選択肢がある」
・加藤財務相
「円安について、足もとでは一方的な動きがみられる」
「緊張感をさらに高めて注視していきたい」
「為替の動向や介入に関して具体的には言及しない」
「G20で為替の議論はなかった」
・青木官房副長官
「為替の動向を高い緊張感を持って注視」
「為替相場は安定的に推移することが重要」
「為替介入に関してはコメントを控える」
【経済指標】
・独・10月製造業PMI速報値:42.6(予想:40.8、9月:40.6)
・独・10月サービス業PMI速報値:51.4(予想:50.6、9月:50.6)
・ユーロ圏・10月製造業PMI速報値:45.9(予想:45.1、9月:45.0)
・ユーロ圏・10月サービス業PMI速報値:51.2(予想:51.5、9月:51.4)

《TY》

 提供:フィスコ

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