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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:プロディライトはストップ高、フルッタが急騰

かっこ <日足> 「株探」多機能チャートより

<4166> かっこ 641 +7
反発。不正注文検知サービス「O-PLUX」が、東南アジアを拠点に食品の製造および販売を行うCV Makmur Jayaが運用する食品ECサイト「Agro MJ」に導入されたことを発表した。この導入は先日協業を発表したMulaiとの協業に基づく第一歩。同社は今後もインドネシアやシンガポールなどの東南アジア市場をターゲットに、これまで培ってきた不正検知の技術とノウハウを活かし、アンチマネーロンダリングおよび詐欺防止プラットフォームを提供するMulaiとの協業をさらに強化していく。

<2586> フルッタ 153 +39
急騰。本日、同社のアサイーを使用したプレミアムソフトドリンクがファミリーレストランのジョナサン全店で販売されることを発表し、好材料視されている。ジョナサンでは過去、アサイーを使ったメニューが提供されており、当時の人気メニューのひとつだった。昨今、アサイーに再び注目が集まっており、顧客からの要望もあったことから、この度新メニューとして導入されたという。あわせて、ジューススタンドの「ベジテリア」にてアサイーを使用したジュースが期間限定販売開始することも発表している。

<5580> プロディライト 1071 +150
ストップ高。23日の取引終了後、NNコミュニケーションズの株式を取得し、子会社化することしたことを発表し、好感されている。NNコミュニケーションズがブロードバンド代理店事業で培ってきたWebマーケティングでの販売網強化によるクラウドPBX「INNOVERA」の販路拡大を期待し、通信設備事業では導入時のLAN工事等の設置業務を担うことで、顧客に更なる「ワンストップ・ソリューション」を提供、「電話のDX」の実現ができると判断し、株式取得を決定したとしている。

<4582> シンバイオ製薬 228 +3
もみ合い。注射剤ブリンシドフォビル(「IV BCV」)の、重度な免疫不全状態にある患者のアデノウイルス(AdV)感染症状に対する臨床的有効性を示すデータを公表した。第IIa相臨床試験全31例中、血中AdVの消失を達成した20例のうち19例(95%)で治験担当医師よりAdV感染症の消失または改善といった良好な臨床経過が報告された。現在AdVに対して承認されている抗ウイルス薬はなく、安全で有効な治療法の選択肢がないため、IV BCVが新たな治療選択肢になり得るとして期待されている。

<5599> S&J 899 +12
反発。25年3月期第2四半期業績予想の経常利益を従来予想の1.16億円から1.80億円(54.0%増)に上方修正した。売上高はおおむね計画どおりに進捗していることから修正はなく、利益面については事務所移転に伴う内装工事の引渡しが遅れたことや、採用計画に対して一部遅れが発生したことなどの経費の発生が第3四半期以降となったことが要因としている。ただ、通期業績予想については同経費の発生が第3四半期以降に見込まれることから据え置いたため、株価へのポジティブな反応は限定的となっている。

<7318> セレンディップ 1547 +197
大幅反発。自動車部品ダクト等の樹脂成型品の開発・製造を行うエクセル・グループの株式を取得し子会社化すると発表し好感されている。エクセルは国内5社及び海外4社の計9社で構成されており、同社設立後最大のM&Aとなる。イワヰに続き、機能・技術を軸としたロールアップ型M&Aで、樹脂成型により軽量で静音性能に優れた自動車内外装品を開発製造する三井屋工業との親和性は高く、シナジー効果が期待できる上、海外生産拠点を有するエクセルのグループ参加で同社のグローバル化は非連続的に進化するという。

《ST》

 提供:フィスコ

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