【注目】バイデン政権、米連邦学生ローン返済を６カ月以上停止へ

　米教育省の報道官によると、約８００万人の借り手に対する米連邦政府の学生ローン返済が６カ月以上停止されることになったと発表した。今回の決定は、共和党が最近の学生ローン救済策を巡って繰り広げている一連の訴訟にバイデン政権が巻き込まれたことによるものだとしている。

　毎月の返済が減免される借り手は、バイデン政権の収入連動型返済計画である「新しい価値ある教育費の節約（ＳＡＶＥ）プラン」に加入している人々。米連邦裁判所は今年初め、米教育省のＳＡＶＥ計画の一部実施に対して差し止め命令を出した。教育省はＳＡＶＥを史上最も手頃な返済計画と宣伝しており、多くの人々が毎回の返済額が半分になることを期待していた。


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