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【市況】東証グロース市場250指数先物見通し:こう着状態が継続か

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

本日の東証グロース市場250指数先物は、こう着状態の継続を予想する。先週末の米国市場のダウ平均は36.86ドル高の43,275.91ドル、ナスダックは115.94pt高の18,489.55ptで取引を終了した。過去最高値付近からの利益確定売りや、景気の楽観的見解の後退で、ダウは軟調に推移。ナスダックは携帯端末のアップル(AAPL)や半導体エヌビディア(NVDA)の上昇がけん引したほか長期金利の低下が後押し堅調に推移し、相場全体を押し上げ。終盤にかけダウも再びプラス圏を回復し連日で過去最高値を更新した。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、こう着状態の継続を予想する。今月に入りジリ安基調が継続しており、米株高の後押しをまったく受けられない状態が続いている。一方で、9月9日安値605ptや日足一目均衡表の先行スパン(雲)上限といった下値サポートに到達したことに加え、RSIやストキャスティクスなどのオシレーター系指標が売られ過ぎを示唆しているため、急落も想定し難い。プライム市場独自の方向感の乏しい値動きは継続しそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比6pt高の610ptで終えている。上値のメドは620pt、下値のメドは600ptとする。
《SK》

 提供:フィスコ

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