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【注目】米大統領選後の市場 どちらの勝利だけではなく、政策導入環境に左右との声も

 11月5日の米大統領選が刻々と近づいており、市場もポジションの調整が迫られている。現在の情勢はハリス氏がトランプ氏を若干リードとの世論調査も出ているが、経済政策ではトランプ氏の方が優れているという回答がハリス氏を上回っている状況。予想されていたことではあるが、ぎりぎりまで大接戦といった情勢で、蓋を開けてみないと分からないといった状況のようだ。

 一部からは今回の大統領選後の市場への影響は、誰が勝利するかだけではなく、当選者の政策導入環境にも左右されるとの声が出ている。どちらの候補が勝利したとしても、適切な政策導入には議会が重要で、例え僅差であっても、上下両院で過半数を占めること、そして債務上限の制約を受けないことが前提になる。

 その意味ではトランプ氏の方がより有利な立場にあるかもしれないと述べている。ホワイトハウスと議会が一致することによって、経済政策が比較的スムーズに決まり、それにより企業業績への期待が支えられ、米株式市場の上昇も期待できるという。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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