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【市況】東証グロース市場250指数先物見通し:買い一巡後は上値の重い展開か

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

本日の東証グロース市場250指数先物は、買い一巡後に上値の重くなる展開を見込む。前日14日の米国市場のダウ平均は201.36ドル高の43,065.22ドル、ナスダックは159.75pt高の18,502.69ptで取引を終了した。小幅利下げ観測を受けた売りと、中国政府による追加財政策を背景とした需要回復期待を受けた買いが交錯し、寄り付き後、まちまち。その後、主要企業決算への期待が後押しし、相場は上昇した。さらに、半導体エヌビディア(NVDA)の上昇がナスダックを押し上げた。ダウは連日で過去最高値を更新。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、買い一巡後に上値の重くなる展開を見込む。米株市場や日経平均株価との相関性が低下している中、今月に入り、上値・下値とも切り下げており、25日移動平均線での売り圧力は強まっている。日経平均株価が上伸する中で、値動きの重さが嫌気さるようだと、伸び悩む可能性もありそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比9pt高の630ptで終えている。上値のメドは640pt、下値のメドは620ptとする。
《TY》

 提供:フィスコ

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