市場ニュース

戻る
 

【市況】東証グロース市場250指数先物概況:上値の重さが嫌気され安値引け


10月11日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比7pt安の621pt。なお、高値は629pt、安値は621pt、日中取引高は2693枚。前日10日の米国市場のダウ平均は反落。消費者物価指数(CPI)が予想を上回り連邦準備制度理事会(FRB)の速やかな利下げ期待の後退で、寄り付き後、下落。大型ハリケーンが影響し週次新規失業保険申請件数が大幅増加したことも景気見通し悪化につながり、さらなる売り圧力となり続落した。人工知能(AI)分野を先導する半導体エヌビディア(NVDA)の上昇が相場全体の下支えとなり、終盤にかけ下げ幅を縮小した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比1pt高の629ptからスタートした。米株高を受けて朝方は強含んだものの、すぐに下落。日経平均株価との相関性低下や、それに伴うローテーションの動きが観測されたほか、3連休前の持ち高調整も売り圧力となった。薄商いの中、上値の重さを嫌った仕掛け的な売りも散見され、本日安値となる621ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではBUYSELL<7685>やサンバイオ<4592>などが下落した。

《SK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均