【材料】<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」1位にみずほFG
みずほFG <日足> 「株探」多機能チャートより
10日の米国債券市場では30年債入札が好調な結果となったことを受け、米長期金利は小幅に低下したものの、4%台での高止まりの状況が続いている。アトランタ連銀のボスティック総裁が11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ見送りを示唆したと伝わると、米長期金利に上昇圧力が掛かる場面があった。内外金利の上昇が業績にポジティブな影響をもたらすとみられているメガバンクのなかでも、みずほFGを巡っては9月30日に、楽天グループ<4755>が戦略的な資本・業務提携の検討で合意したと発表している。みずほFGが楽天経済圏を活用し、金融サービスを強化することへの期待も市場では膨らんでいるようだ。全体相場に対してみずほFGの株価は出遅れた状況にあるほか、PBR(株価純資産倍率)は1倍を下回る水準とあって、今後の反転攻勢を期待した投資家の存在が、買い予想数の上昇につながったようだ。
出所:MINKABU PRESS