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【材料】アコレードが決算受け上昇 通期のEBITDAは黒字を見込む=米国株個別

(NY時間11:25)(日本時間00:25)
アコレード<ACCD> 4.23(+0.26 +6.49%)

 ヘルスケアサービスのプラットホームを手掛けるアコレード<ACCD>が上昇。取引開始前に6-8月期決算(第2四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、EBITDAの赤字が予想ほど膨らまなかった。ガイダンスも公表し、通期のEBITDAは黒字を見込み、予想も上回った。ただ、第3四半期については冴えない見通しを示した。

 同社のバーンCFOは声明で「われわれは利益の伸びとEBITDAの黒字化という主要目標の達成のために、引き続き努力を続けている。上半期の業績は売上高の伸びと利益目標達成に向けたコスト管理という実証済みの能力を証明している。この1年で、転換社債と比較したネットキャッシュポジションは2000万ドル以上改善し、それはわれわれの戦略実行のための事業レバレッジと柔軟性を提供している」とコメントした。

 株価は一時下落に転じる場面があったものの下値をサポートされている。

(6-8月・第2四半期)
・1株損益:-0.30ドル(予想:-0.40ドル)
・売上高:1.06億ドル 9.8%増(予想:1.05億ドル)
・粗利益率(調整後):47.3%(予想:44.4%)
・EBITDA(調整後):-280万ドル(予想:-870万ドル)

(9-11月・第3四半期見通し)
・売上高:1.04~1.07億ドル(予想:1.10億ドル)
・EBITDA(調整後):-300万ドル~-500万ドル(予想:+40万ドル)

(通期見通し)
・売上高:4.60~4.75億ドル(予想:4.67億ドル)
・EBITDA(調整後):+1500~+2000万ドル(予想:+1610万ドル)

【企業概要】
 主に雇用主向けに、従業員とその家族の健康・医療・福利厚生のニーズに応えるための、個別のテクノロジー対応ソリューションを提供する。クラウドベースのインテリジェントテクノロジーと、ヘルスアシスタントや臨床医のサポートを組み合わせたプラットフォームは、健康状態の改善とコスト削減を支援する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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