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【市況】1日の米株式市場の概況、NYダウ反落 イランの弾道ミサイル発射で心理悪化

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 1日の米株式市場では、NYダウが前日比173.18ドル安の4万2156.97ドルと4日ぶりに反落した。イランがイスラエルに対し多数の弾道ミサイルを発射した。これを受け、米原油先物相場は急伸。中東情勢が一段と緊迫化するリスクが警戒され、投資家心理が下向いた。防衛関連株や原油関連株は上昇し、NYダウを下支えした。

 ウォルト・ディズニー<DIS>やJPモルガン・チェース<JPM>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>が下落。HP<HPQ>が売られ、ズィム・インテグレイティッド・シッピング・サービシズ<ZIM>とファストリー<FSLY>が大幅安となった。半面、シェブロン<CVX>とボーイング<BA>、フォード・モーター<F>が堅調に推移した。

 ナスダック総合株価指数は278.811ポイント安の1万7910.359と反落した。エヌビディア<NVDA>やアップル<AAPL>、マイクロソフト<MSFT>が株価水準を切り下げ、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>やテスラ<TSLA>が下値を模索。ペナント・グループ<PNTG>とIGMバイオサイエンシズ<IGMS>が急落し、シャトゥック・ラブス<STTK>が安い。一方、メタ・プラットフォームズ<META>とアルファベット<GOOG>は底堅く推移した。

出所:MINKABU PRESS

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