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【材料】JPモルガン、アナリストが利下げを受けて投資判断を「中立」に引き下げ=米国株個別

(NY時間14:59)(日本時間03:59)
JPモルガン<JPM> 209.28(-1.22 -0.58%)

 アナリストがFRBの利下げを受けて、JPモルガン<JPM>の投資判断を「中立」に引き下げている。利下げは大手銀よりもむしろ、中堅の金融機関にとってよりポジティブな影響をもたらすと指摘。

 「利下げは金利上昇時に調達コストの負担が大きかった中堅金融機関にとってよりポジティブな影響をもたらす」という。「一般的に利下げのペースが速いほど中堅金融機関の純金利マージン(NIM)にプラスに作用し、大手銀の場合はまちまちだ」という。

 JPモルガンについてはまた、来年のネガティブな営業レバレッジを指摘し、他の金融機関にはNIMが予想を上回る余地がまだあると述べている。目標株価は224ドルに設定。先週末終値からはまだ6.4%の上昇を示唆。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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