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【市況】東証グロース市場250指数先物概況:大幅安も75日線近辺では買いも

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

9月30日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比21pt安の642pt。なお、高値は653pt、安値は633pt、日中取引高は8059枚。先週末の米国市場のダウ平均は続伸。8月PCE価格指数でインフレ鈍化基調の継続が証明され、寄り付き後、上昇。予想以上の鈍化ペースを受けて大幅利下げ観測が支援し、続伸した。ミシガン大消費者信頼感指数も予想を上回りダウは一段高。終盤にかけ、中東情勢の悪化懸念に失速も過去最高値を更新した。ナスダックは半導体のエヌビディア(NVDA)の下落が響き、下落に転じ相場はまちまちで終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比21pt安の642ptからスタートした。自民党の新総裁が石破元幹事長に決定したことで、「高市トレード」の巻き戻しにより新興市場も急落。リスクオフ機運が強まったことで短期勢のロスカットも観測され、相場は終日軟調に推移した。一方で、下値サポートの75日移動平均線近辺では打診買い的に押し目を拾う意欲も旺盛となり、売り一巡後はこう着。3日ぶりの反落となる642ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではアストロスケールHD<186A>やispace<9348>などが下落した。
《TY》

 提供:フィスコ

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