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【通貨】英ポンド週間見通し:下げ渋りか、英追加利下げ後退と日銀の政策維持で


■反発、米ドル高円安の相場展開の影響受ける

今週のポンド・円は反発。英中央銀行は早期追加利下げに慎重との見方は変わっていないこと、日本銀行による早期追加利上げ観測は後退したことから、日英金利差の段階的な縮小を想定したポンド売り・円買いは縮小。週後半は米ドル高円安の相場展開を意識したポン買い・円売りも観測された。取引レンジ:183円78銭-191円99銭。

■下げ渋りか、英追加利下げ後退と日銀の政策維持で

来週のポンド・円は下げ渋りか。英国のインフレ率低下のペースは緩慢になり、英中央銀行は政策金利の据え置きを決めた。当面は追加利下げには慎重とみられ、リスク回避的なポンド売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・23日:S&Pグローバル9月製造業PMI
・23日:S&Pグローバル9月サービス業PMI

予想レンジ:189円00銭-194円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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