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【通貨】豪ドル週間見通し:底堅い展開か、豪政策金利は据え置きの公算


■上昇、豪雇用統計を好感して豪ドル買い強まる

今週の豪ドル・円は上昇。日本銀行金融政策決定会合を控え、週前半はリスク回避的な円買いが観測された。ただ、8月豪雇用統計はまずまず良好だったことから豪ドル買いが強まり、日米金利差の早期縮小観測は後退したことから、週末前にリスク選好的な豪ドル買い・円売りが広がった。取引レンジ:93円87銭-98円31銭。

■底堅い展開か、豪政策金利は据え置きの公算

来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)理事会が注目される。政策金利の据え置きが予想されているが、8月雇用統計で労働市場の底堅さが示されており、今回の理事会声明でも政策金利の現行水準での長期間維持などが改めて表明されそうだ。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・24日:豪準備銀行が政策金利発表(4.35%に据え置き予想)
・25日:8月消費者物価指数(7月:前年比+3.5%)

予想レンジ:96円00銭-100円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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