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【通貨】東京為替:ドル・円は下げ渋り、日銀は現行政策を維持

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

20日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。朝方に142円93銭まで値を上げたが、日本のインフレ上昇圧力を受け、円買いで142円14銭まで下落。ただ、日銀は金融政策決定会合で現行政策の維持を決め、追加利上げ期待の円買いは後退している。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円14銭から142円93銭、ユーロ・円は158円67銭から159円49銭、ユーロ・ドルは1.1157ドルから1.1163ドル。
【金融政策】
・日銀:政策金利0.25%で据え置き
・中・1年物ローンプライムレートを現行3.35%に据え置き
【要人発言】
・日銀(声明)
「一部に弱めの動きもみられるが、緩やかに回復している」
「消費者物価の基調的な上昇率、徐々に高まっていく」
「企業の賃金・価格設定が積極化、為替変動が物価に影響を及ぼしやすい」
・鈴木財務相
「米利下げに伴う市場の影響は一概には言えない」
【経済指標】
・日・8月全国消費者物価指数(生鮮食品除く):前年比+2.8%(予想:+2.8%、7月:+2.7%)

《TY》

 提供:フィスコ

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