【材料】セールスフォース、新たなAI戦略を発表へ 新生成AI「エージェント」を構築 株価は小幅安=米国株個別
(NY時間10:01)(日本時間23:01)
セールスフォース<CRM> 253.58(-1.21 -0.47%)
セールスフォース<CRM>は、今週開催している年次会合「ドリームフォース」で、新たなAI戦略を発表する。自社のAIツールが、人間の監督を必要とせずにタスクを処理できるともに、ソフトウエア料金体系も変更する。
生成AIが業界を揺るがす中、同社はAIに対応したビジネスモデルの見直しを進めている。同社はカスタマーサービスや営業会議のスケジュール調整といった仕事を、人間の監督を伴わずにこなせる新しい生成AI「エージェント」を構築。このエージェントとの対話に2ドルを課金する予定だ。
この新たな料金戦略は、AIの普及が将来的に雇用喪失につながり、法人顧客で同社のサブスク利用が必要な従業員が減少した場合に同社を保護する狙いもある。
ベニオフCEOは「エージェントを利用することで、企業は繁忙期に正社員やギグワーカーを新たに採用せずに労働力を増強できるようになる」と講演で述べた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
セールスフォース<CRM> 253.58(-1.21 -0.47%)
セールスフォース<CRM>は、今週開催している年次会合「ドリームフォース」で、新たなAI戦略を発表する。自社のAIツールが、人間の監督を必要とせずにタスクを処理できるともに、ソフトウエア料金体系も変更する。
生成AIが業界を揺るがす中、同社はAIに対応したビジネスモデルの見直しを進めている。同社はカスタマーサービスや営業会議のスケジュール調整といった仕事を、人間の監督を伴わずにこなせる新しい生成AI「エージェント」を構築。このエージェントとの対話に2ドルを課金する予定だ。
この新たな料金戦略は、AIの普及が将来的に雇用喪失につながり、法人顧客で同社のサブスク利用が必要な従業員が減少した場合に同社を保護する狙いもある。
ベニオフCEOは「エージェントを利用することで、企業は繁忙期に正社員やギグワーカーを新たに採用せずに労働力を増強できるようになる」と講演で述べた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース