市場ニュース

戻る
 

【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:ビズメイツは年初来高値、INTLOOPが一時ストップ高

網屋 <日足> 「株探」多機能チャートより

<4258> 網屋 3495 +100
大幅に3日ぶり反発。MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725>子会社のMS&ADインターリスク総研(東京都千代田区)と業務提携し、販売代理店契約を締結したと発表している。網屋の「SIEM製品ALog」及び当該製品を活用した「クラウドCSIRTサービスセキュサポ」の販売強化が目的。MS&ADインシュアランスグループの顧客ネットワークを通じ、企業のリスクマネジメントコンサルティングなどを支援する。

<4055> T&S・G 1755 +87
大幅に続伸。24年11月期の期末配当予想を従来の7.00円から8.00円(前期末実績6.55円)に増額修正している。6月1日付で持株会社体制に移行したことを記念し、株主の支援に感謝の意を表すために1.00円の記念配当を加えた。基準日は9月30日。配当予想の修正が好感されていることに加え、株価が前日に一時1800円まで急騰した後、引けにかけて1668円まで下落したことから押し目買いも入っているようだ。

<9345> ビズメイツ 1691 +181
年初来高値。24年12月期の期末配当予想を従来の無配から30.00円(前期末実績は無配)に上方修正している。初配となる。売上高、営業利益ともに好調に推移しており、直近の第2四半期決算も四半期累計期間として過去最高を更新したことから、成長機会に対する投資を実行しつつも株主への利益還元の開始が可能と判断した。来期以降も当面は配当性向20-30%程度を目安として年1回の期末配当を基本方針とする。

<9556> INTLOOP 4775 +695
一時ストップ高で年初来高値更新。30年7月期の営業利益目標を150億円とする中長期経営計画を13日に開示したことが引き続き好感されている。既存のフリーランス事業の強化及びコンサルティング事業領域の拡充に加え、AI等DX領域を中心とするソリューションポートフォリオの拡充を図るなどとしている。25年7月期の営業利益予想は前期比30.7%増の19.69億円。24年7月期の営業利益は15.06億円で着地している。

<4380> Mマート 1050 -100
大幅に5日ぶり反落。25年1月期第2四半期累計(24年2-7月)の営業利益を前年同期比2.8%減の2.23億円と発表している。売上高は出店社数・出品社数が増加したことから12.0%増の6.23億円と増収で着地したが、システム技術部門や営業部門等の人員採用に伴う人件費や採用費の増加が響き、減益となった。通期の営業利益予想は前期比16.1%増の5.61億円で据え置いている。

<3497> LeTech 1206 +128
大幅に4日続伸。中期経営計画を上方修正し、26年7月期の営業利益目標を20.40億円(従来目標16.60億円)にすると発表している。収益性の高い案件を選定しながら、レジデンス開発を主軸に計画達成を目指す。25年7月期の営業利益予想は前期比23.9%増の18.96億円で、新たに中間配当を実施する。年間の配当予想は66.00円。24年7月期は9.9%増の15.30億円で着地した。期末配当は55.00円(従来予想41.00円)に決定した。
《ST》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均