市場ニュース

戻る
 

【材料】アラスカ航空が上昇 第3四半期のガイダンスの上方修正を発表=米国株個別

(NY時間09:44)(日本時間22:44)
アラスカ航空<ALK> 40.09(+0.60 +1.52%)

 アラスカ航空<ALK>が上昇。取引開始前に7-9月期(第3四半期)のガイダンスの修正を発表し、1株利益の見通しを大幅に引き上げたほか、有効座席あたり売上高の伸びも上方修正した。

 同社は声明で「原油価格と西海岸の精製マージンの落ち着きにより、燃料費のコスト見通しが低下した。夏期旅行の需要は引き続き堅調で、8月の有効座席あたり売上高も好転し、9月も好調を維持している」と述べた。

 また、「輸送能力は従来通りではあるものの、7月の業界全体に渡るクラウドストライク<CRWD>のシステム混乱に関連した補償金収入と8月及び9月の好業績により、売上高は予想を上回る結果となった」とも述べている。

(7-9月・第3四半期見通し)
・1株利益:2.15~2.25ドル(従来:1.40~1.60ドル)
・有効座席あたり売上高:約2%増(従来:横ばい)
・ガロンあたりの燃料費:2.60~2.70ドル(2.85~2.95ドル)
・輸送能力:2~3%増を維持

【企業概要】
 米国内外において、国内線・国際線の旅客輸送及び貨物輸送を行う民間航空会社。自社航空機による運航のほか、傘下の航空会社・提携地域航空会社を通じた米国内線の運航も行う。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均