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【市況】株価指数先物【昼】 SQ控え後場は膠着感が強まる可能性


 日経225先物は11時30分時点、前日比810円高の3万6580円(+2.26%)前後で推移。寄り付きは3万6610円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万6595円)にサヤ寄せする形から、買いが先行して始まった。その後もロング優勢の流れとなり、一時3万6870円まで上げ幅を広げる場面もみられた。買い一巡後は中盤にかけて3万6460円まで上げ幅を縮めたが、終盤は3万6600円~3万6700円辺りでの底堅い値動きを継続している。

 日経225先物は一時3万6870円まで買われており、概ねオプション権利行使価格の3万6500円から3万6875円での推移をみせている。また、52週移動平均線の3万6320円や週足の-1σが位置する3万6430円を上回っているため、ショートは仕掛けづらいだろう。9月限の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を明日に控え、後場は膠着感が強まると考えられるが、52週線を上回っての推移が続くなか、ややレンジを切り上げてくる可能性はありそうだ。

 NT倍率は先物中心限月で14.18倍に上昇した。75日線が位置する14.11倍を上回って始まり、25日線(14.16倍)を突破してきた。200日線が14.22倍で推移しており、この水準を捉えてくるようだと、ハイテク株の買い戻しといったリバランスが中心ながら、NTロングに振れやすくなろう。

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