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【通貨】外為サマリー:一時143円00銭台に上昇、米大幅利下げ観測は後退

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=142円91銭前後と前週末午後5時時点に比べ40銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=158円18銭前後と同20銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は、午前9時時点では142円50銭前後で推移していたが、午後1時50分過ぎには143円00銭台に上昇。午後にかけては142円80銭台を中心とする値動きとなった。6日に発表された米8月雇用統計では、非農業部門雇用者数は予想を下回ったが、失業率は低下し、平均時給は予想を上回った。これを受け、米大幅利下げ観測が後退した。日経平均株価も朝方の大幅安から下げ幅を縮小し、ドル買い・円売りが強まった。今週は11日に米8月消費者物価指数(CPI)が発表されることから、その結果に関心が高まっている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1068ドル前後と同0.0040ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。




出所:MINKABU PRESS

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