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【市況】株価指数先物【昼】 リバウンド狙いのロングは限られる


 日経225先物は11時30分時点、前日比700円安の3万5660円(-1.92%)前後で推移。寄り付きは3万5300円と、シカゴ日経平均先物(3万5255円)にサヤ寄せする形から、売りが先行して始まった。直後につけた3万5150円を安値にショートカバーが入り、終盤にかけて一時3万5860円まで下落幅を縮める動きとなった。前引けにかけては3万5650円を中心とした狭いレンジでの推移をみせている。

 日経225先物は売り先行で始まり、直後に3万5150円まで下げ幅を広げたが、ナイトセッションの安値3万5120円や3万5140円辺りで推移するボリンジャーバンドの-1σを下回らなったことから、ショートカバーに向かわせたようだ。ただし、3万5860円まで下げ幅を縮めたものの、東京エレクトロン <8035> [東証P]が連日で年初来安値を更新するなど、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の弱い値動きにより、リバウンド狙いのロングは限られている。

 NT倍率は先物中心限月で13.99倍に低下した。値がさハイテク株のほか、ファーストリテイリング <9983> [東証P]の下げが日経平均型の重荷となっている。ただし、東証プライムの8割超の銘柄が下落しているため、NTスプレッドも狙いにくいだろう。

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