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【注目】明日注目すべき【好決算】銘柄 小松マテーレ、クロスプラス、アイル (6日大引け後 発表分)

小松マテーレ <日足> 「株探」多機能チャートより

 9月6日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 小松マテーレ <3580> [東証P]  ★上期経常を38%上方修正、通期も増額
 ◆25年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の10.5億円→14.5億円に38.1%上方修正。衣料分野で値上げ交渉や品種転換などの営業活動を強化したほか、欧米、中東、アジアなど海外向けの拡販を進めたことが上振れの要因となる。
  併せて、通期の同利益も従来予想の22億円→26億円に18.2%上方修正。減益率が16.8%減→1.6%減に縮小する見通しとなった。

 クロスプラス <3320> [東証S]  ★上期経常を65%上方修正
 ◆25年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益を従来予想の6億円→9.9億円に65.0%上方修正。減益率が47.6%減→13.5%減に縮小する見通しとなった。旺盛なファッション消費意欲やインバウンド需要を背景にアパレル業界の市場環境が堅調に推移する中、卸売部門において郊外型専門店を中心に機能性素材の商品が好調で売上高が大きく伸長したほか、小売り部門で百貨店や新たに開始した服飾雑貨店の売上高が想定を上回ったことが要因。

 アイル <3854> [東証P]  ★今期経常は13%増で7期連続最高益、6円増配へ
 ◆24年7月期の連結経常利益は前の期比20.0%増の42.8億円で着地。続く25年7月期も前期比12.6%増の48.2億円に伸び、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は市場ニーズが引き続き堅調に推移する中、潤沢な受注残高を背景に増収増益基調が続く。
  業績好調に伴い、前期の年間配当を40円→41円(前の期は31円)に増額し、今期も前期比6円増の47円に増配する方針とした。併せて、中期経営計画を策定し、27年7月期の経常利益目標を66.2億円に設定した。

 光・彩 <7878> [東証S]  ★上期経常は3.1倍増益で着地、今期配当を25円増額修正
 ◆25年1月期上期(2-7月)の経常利益(非連結)は前年同期比3.1倍の1億0900万円に急拡大して着地。継続的な円安を背景に海外売上が好調に推移したことに加え、高付加価値商品の強化や値上げの推進などによって大幅増収増益を達成した。
  通期計画の1億2000万円に対する進捗率は90.8%に達しており、業績上振れが期待される。
  併せて、期末一括配当を従来計画の25円→50円(前期は25円)に大幅増額修正した。

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