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【通貨】外為サマリー:株高を手掛かりに一時145円40銭台に戻す

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=145円33銭前後と前日の午後5時時点に比べて80銭程度のドル安・円高となっている。

 21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=145円21銭前後と前日に比べて5銭程度のドル安・円高で取引を終えた。9月の米利下げ観測が強まったことから一時144円46銭まで軟化したが、その後は押し目買いが入り持ち直した。

 この流れを引き継いだ東京市場のドル円相場も下げ渋る動きとなっている。23日に日銀の植田和男総裁や米連邦準備理事会(FRB)議長の発言機会があり、一方向に持ち高を傾けにくいなかで、下値ではポジション調整のドル買い・円売りが入りやすい様子。日経平均株価の上昇が低リスク通貨とされる円の重荷となっている面もあり、午前9時30分過ぎには145円44銭まで戻す場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1148ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0035ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=162円01銭前後と同40銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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