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【材料】アメア・スポーツが決算受け上昇 テクニカル・アパレル部門が引き続き好調=米国株個別

(NY時間13:20)(日本時間02:20)
アメア・スポーツ<AS> 13.57(+1.22 +9.88%)

 アメア・スポーツ<AS>が上昇。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、売上高が予想を上回った。消費者直販(DTC)が好調だった。ガイダンスも公表し、通期の1株利益および売上高の見通しを上方修正している。

 アナリストはテクニカル・アパレル部門(アークテリクス)が引き続き際立った業績を達成したことや、大中華圏の伸びが印象的であったことに言及。「第2四半期はマクロ経済の圧力にもかかわらず、アークテリクスがグローバルな成長の強さと勢いを示し、最も収益性の高い部門が最も急速に成長していることで、同社の利益にも好影響をもたらした」と述べている。ただ、第3四半期の利益見通しは控えめなものになる可能性が高いとも予想している。目標株価は19ドルに設定。

(4-6月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-0.05ドル(予想:-0.06ドル)
・売上高:9.94億ドル(予想:9.48億ドル)
  ・テクニカルアパレル:4.07億ドル(予想:3.69億ドル)
  ・アウトドアパフォーマンス:3.04億ドル(予想:2.92億ドル)
  ・ボールおよびラケットスポーツ:2.83億ドル(予想:2.87億ドル)
・卸売売上高:5.45億ドル(予想:5.42億ドル)
・消費者直販(DTC):4.49億ドル(予想:4.04億ドル)
・営業利益(調整後):2900万ドル(予想:1700万ドル)

(7-9月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.08~0.10ドル(予想:0.14ドル)
・売上高:12~13%増
・粗利益率(調整後):約54%
・営業利益率(調整後):11~12%

(通期見通し)
・1株利益(調整後):0.40~0.44ドル(従来:0.30~0.40ドルの上限)(予想:0.38ドル)
・売上高:15~17%増(従来:10%台半ばの成長)
・粗利益率(調整後):約54.5%(従来:約54%)(予想:54%)
・営業利益率(調整後):10.5~11.0%の上限(従来:10.5~11.0%)(予想:10.8%)

【企業概要】
 スポーツ・アウトドア向けブランド製品を製造し、世界で販売する。Salomon・Wilson・Atomic等のブランドのアパレル・フットウェア・用具・防具・アクセサリを取り扱い、細部までこだわった高品質・高性能の製品で、アスリートや一般消費者のより良いパフォーマンスを支援する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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