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【材料】三菱UFJ銀、USバンコープの株式2400万株を売却 株価への影響限定的=米国株個別

(NY時間09:58)(日本時間22:58)
USバンコープ<USB> 43.65(-0.01 -0.02%)

 三菱UFJ銀行はきょう、USバンコープ(USB)<USB>の株式2400万株を売却したと発表した。10億5000万ドル弱となる。資本効率に鑑みたもので、USBとの提携関係に変わりはないという。

 三菱UFJは2023年8月にUSBの資本増強策として第三者割当増資を引き受け追加取得した分を売却した。米金融システムが不安定化していた当時から1年が経過し、双方による協議で環境の改善が確認できたため売却に至ったとしている。

 両銀は22年12月に業務提携を結び、米国での個人口座開設サービスなどを提供。売却後も当初出資分の約4400万株を継続保有し、今後もデジタル領域や日系の顧客向けサービスなどで提携策を具体化していく方針。

 ただ、株価への影響は限定的となっている。

【企業概要】
 米国中西部および西部地域において業務を行う銀行持株会社。個人および法人顧客向けに、預金・融資等の銀行業務の他、資金管理・資産運用・クレジットカード・保険販売等の金融サービスを提供する。デラウェア州籍

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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