【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:日本情報C、Atlasがストップ高
日本情報C <日足> 「株探」多機能チャートより
<4054> 日本情報C 738 +100
ストップ高。24年6月期決算と新中期経営計画の発表を受け、好感した買いが続き2日連続ストップ高となっている。24年6月期決算は、売上高が前期比17.7%増の44.36億円、営業利益が同115.2%増の7.09億円、経常利益が同96.9%増の7.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同131.5%増の4.28億円となった。当期業績においては原価・販管費コントロールが計画通り進捗、売上高・営業利益ともに過去最高を更新し、前年比2倍以上の増益となった。
<5892> yutori 1674 +119
大幅続伸。5日に7月月次KPIと併せてライフスタイルブランド「Her lip to」等を企画・運営するheart relationの子会社化も発表し、それを好感した買いが続いている。heart relationは元AKB小嶋陽菜氏がプロデュースした企業として話題になっている模様だ。7月月次売上高は前年同月比127.5%で、「HTH」が引き続き牽引したほか、「F-LAGSTUF-F」が売上を伸ばし、「nemne」のnemne2way浴衣3点setが好調だった。
<9563> Atlas 340 +80
ストップ高。8月6日受付で山本浩司氏が財務省に変更報告書(5%ルール報告書)を提出した。報告書によれば、山本浩司氏の株式保有比率は69.83%から67.28%に減少した。報告義務発生日は7月31日。ただ、株式保有比率の変動は発行済株式数の増加によるもので、山本浩司氏の保有株式数に変動はない。
<5858> STG 1800 +50
底堅い。7日の取引終了後、25年3月期第1四半期の業績を発表した。売上高は13.08億円(前年同四半期比11.0%増)、営業利益は0.61億円(同57.7%増)、経常利益は0.65億円(同29.9%増)と堅調に推移している。特に自動車部品の旺盛な受注が続いており、生産能力の向上及び生産の効率化によるコストの適正化を図ることで収益力を強化しているとした。レオスキャピタルワークスが7日受付分の大量保有報告書(5%ルール)で保有割合を5.46%としたことも下支えとなっているようだ。
<4395> アクリート 632 +100
ストップ高。中国の大手SMS配信企業であるTechown Information Technologyとの間で、SMS配信事業に関する業務提携を行うと発表し7日ストップ高をつけたが、引き続き買いを集めている。Techownグループにおいて海外での配信サービス窓口となる香港企業と配信サービスに関する契約を締結し、日本国内向けのA2P-SMSサービスをアクリートがTechownの顧客企業に提供していくとしている。配信数需要は高く相当数のサービスの提供が見込まれるという。
<2497> UNITED 776 +27
続伸。株主優待制度を新設し、毎年9月末日と3月末日時点で10単元(1,000株)以上を保有する株主を対象に、保有株式数に応じて優待ポイント(2,500~25,000ポイント)をそれぞれ進呈するとした。株主限定の特設ウェブサイト「ユナイテッド・プレミアム優待倶楽部」で、こだわりのグルメや家電製品など5,000種類以上の商品から好みの商品を選ぶことができる。また、他のプレミアム優待倶楽部導入企業の優待ポイントと合算可能な共通株主優待コイン『WILLsCoin』にも交換できる。
《ST》
提供:フィスコ