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【通貨】NY外為:円は安値圏でもみ合い、日銀の追加利上げ観測緩和やリスク回避の動き後退、米株続伸


NY外為市場で円は安値圏でのもみ合いが続いた。日銀副総裁のハト派発言を受け、円売りが再開。米国株式相場も続伸しダウは400ドル超高となった。米10年債利回りも4%近くまで上昇。

内田副総裁は、「市場不安定な状況で利上げしない、当面現行緩和を継続する」と言及。最近の内外市場の動きが急激で、その動向や経済・物価に与える影響を極めて高い緊張感をもって注視、政策運営において適切に対応していくとの姿勢を示した。植田総裁が直近の会合で利上げ決定後、追加利上げの可能性を示唆するなど、予想以上にタカ派姿勢を示したため円の買戻しが急速に進んでいた。

ドル・円は147円00銭での攻防が続いた。ユーロ・円は160円19銭から160円78銭まで上昇。ポンド・円は186円37銭付近へ弱含んだのち、187円11銭まで上昇した。

《KY》

 提供:フィスコ

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