【市況】ダウ平均は続伸、ナスダックは大幅高 エヌビディアに買い戻しが強まる=米国株序盤
NY株式31日(NY時間12:23)(日本時間01:23)
ダウ平均 40983.78(+240.45 +0.59%)
ナスダック 17580.37(+432.95 +2.52%)
CME日経平均先物 38815(大証終比:-415 -1.07%)
きょうのNY株式市場、ダウ平均が続伸しているほか、ナスダックが大幅高となっている。前日売りが強まっていたIT・ハイテク株に買い戻しが強まっている。エヌビディア<NVDA>に買い戻しが強まっているほか、前日引け後に決算を発表したマイクロソフト<MSFT>は軟調な値動きとなっているものの、AMD<AMD>も決算を受けて上昇しており、IT・ハイテク株の買い戻しを先導している。
エヌビディアについては、アナリストが再度トップピックに推奨したことが材料視されている。直近の下落で買い場が形成されたとしている。
本日は午後にFOMCの結果は発表が予定されていることも、IT・ハイテク株の買い戻しを誘っているとの指摘が出ている。今回は据え置きが確実視されているものの、市場が期待している9月利下げに向けて何らかのヒントが出るか注目されている。市場は9月利下げを完全に織り込んでいる状況。
しかし、9月FOMCまでにあと2回、消費者物価指数(CPI)が確認できることから、利下げにオープンではあるものの、その可能性を強調はせず、データ次第の姿勢を堅持するのではとも見られている。しかし、意外にヒントを示唆するのではとの期待も一部から出ているようだ。日本時間1日午前3時に結果発表。3時半にパウエルFRB議長の会見が行われる。
AMD<AMD>が上昇。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。データセンター部門の売上高が予想を上回っている。第3四半期のガイダンスも公表し、売上高は若干予想を上回る見通しを示した。
マイクロソフト<MSFT>は軟調。前日引け後に4-6月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。クラウドの収入が予想範囲内と物足りない内容だったほか、アジュールの伸びが四半期ベースで鈍化したことが嫌気されている。
ボーイング<BA>が上昇。決算は冴えない内容だったものの、航空業界を引退したベテランのオルトバーグ氏を新CEOに任命したと発表したことが好感されている。同社は次期CEO探しに難航していた。
スターバックス<SBUX>が上昇。前日引け後に4-6月期決算(第3四半期)を発表し、既存店売上高の減収が予想よりも若干膨らんだ。ただ、株価は上昇。1株利益が予想を上回ったことや、既存店売上高の減収が、警戒していたほどに悪くはなかったとの評価も指摘されている。
化学大手のデュポン<DD>が決算を受け上昇。通期の1株利益および売上高の見通しを上方修正した。今回の決算のビート&レイズは投資家に今年と来年の利益の道筋について安心感を与えた。
マスターカード<MA>が決算を受け上昇。会員の支出およびオンライン決済が好調だった。世界的な顧客のカードでの購入額は前年比7%以上急増し、これも予想を上回った。
医療保険やメディカルケアなどヘススケア大手のヒューマナ<HUM>が決算を受け下落。下半期の入院患者数が予想を上回り、保険会社のコスト上昇を示唆する警告を発したことが嫌気されている。
なお、引け後の決算ではメタ<META>、クアルコム<QCOM>、そしてアーム<ARM>が発表を予定。
ボーイング<BA> 193.19(+6.33 +3.39%)
スターバックス<SBUX> 78.99(+3.05 +4.02%)
ピンタレスト<PINS> 32.47(-4.88 -13.07%)
ヒューマナ<HUM> 368.26(-36.27 -8.96%)
マスターカード<MA> 462.83(+15.38 +3.44%)
デュポン<DD> 84.86(+4.45 +5.53%)
アップル<AAPL> 222.52(+3.72 +1.70%)
マイクロソフト<MSFT> 416.37(-6.56 -1.55%)
アマゾン<AMZN> 186.56(+4.85 +2.67%)
アルファベットC<GOOG> 172.60(+0.74 +0.43%)
テスラ<TSLA> 231.75(+9.13 +4.10%)
メタ<META> 473.76(+10.57 +2.28%)
AMD<AMD> 144.64(+6.20 +4.48%)
エヌビディア<NVDA> 116.20(+12.47 +12.02%)
イーライリリー<LLY> 797.57(+7.36 +0.93%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ダウ平均 40983.78(+240.45 +0.59%)
ナスダック 17580.37(+432.95 +2.52%)
CME日経平均先物 38815(大証終比:-415 -1.07%)
きょうのNY株式市場、ダウ平均が続伸しているほか、ナスダックが大幅高となっている。前日売りが強まっていたIT・ハイテク株に買い戻しが強まっている。エヌビディア<NVDA>に買い戻しが強まっているほか、前日引け後に決算を発表したマイクロソフト<MSFT>は軟調な値動きとなっているものの、AMD<AMD>も決算を受けて上昇しており、IT・ハイテク株の買い戻しを先導している。
エヌビディアについては、アナリストが再度トップピックに推奨したことが材料視されている。直近の下落で買い場が形成されたとしている。
本日は午後にFOMCの結果は発表が予定されていることも、IT・ハイテク株の買い戻しを誘っているとの指摘が出ている。今回は据え置きが確実視されているものの、市場が期待している9月利下げに向けて何らかのヒントが出るか注目されている。市場は9月利下げを完全に織り込んでいる状況。
しかし、9月FOMCまでにあと2回、消費者物価指数(CPI)が確認できることから、利下げにオープンではあるものの、その可能性を強調はせず、データ次第の姿勢を堅持するのではとも見られている。しかし、意外にヒントを示唆するのではとの期待も一部から出ているようだ。日本時間1日午前3時に結果発表。3時半にパウエルFRB議長の会見が行われる。
AMD<AMD>が上昇。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。データセンター部門の売上高が予想を上回っている。第3四半期のガイダンスも公表し、売上高は若干予想を上回る見通しを示した。
マイクロソフト<MSFT>は軟調。前日引け後に4-6月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。クラウドの収入が予想範囲内と物足りない内容だったほか、アジュールの伸びが四半期ベースで鈍化したことが嫌気されている。
ボーイング<BA>が上昇。決算は冴えない内容だったものの、航空業界を引退したベテランのオルトバーグ氏を新CEOに任命したと発表したことが好感されている。同社は次期CEO探しに難航していた。
スターバックス<SBUX>が上昇。前日引け後に4-6月期決算(第3四半期)を発表し、既存店売上高の減収が予想よりも若干膨らんだ。ただ、株価は上昇。1株利益が予想を上回ったことや、既存店売上高の減収が、警戒していたほどに悪くはなかったとの評価も指摘されている。
化学大手のデュポン<DD>が決算を受け上昇。通期の1株利益および売上高の見通しを上方修正した。今回の決算のビート&レイズは投資家に今年と来年の利益の道筋について安心感を与えた。
マスターカード<MA>が決算を受け上昇。会員の支出およびオンライン決済が好調だった。世界的な顧客のカードでの購入額は前年比7%以上急増し、これも予想を上回った。
医療保険やメディカルケアなどヘススケア大手のヒューマナ<HUM>が決算を受け下落。下半期の入院患者数が予想を上回り、保険会社のコスト上昇を示唆する警告を発したことが嫌気されている。
なお、引け後の決算ではメタ<META>、クアルコム<QCOM>、そしてアーム<ARM>が発表を予定。
ボーイング<BA> 193.19(+6.33 +3.39%)
スターバックス<SBUX> 78.99(+3.05 +4.02%)
ピンタレスト<PINS> 32.47(-4.88 -13.07%)
ヒューマナ<HUM> 368.26(-36.27 -8.96%)
マスターカード<MA> 462.83(+15.38 +3.44%)
デュポン<DD> 84.86(+4.45 +5.53%)
アップル<AAPL> 222.52(+3.72 +1.70%)
マイクロソフト<MSFT> 416.37(-6.56 -1.55%)
アマゾン<AMZN> 186.56(+4.85 +2.67%)
アルファベットC<GOOG> 172.60(+0.74 +0.43%)
テスラ<TSLA> 231.75(+9.13 +4.10%)
メタ<META> 473.76(+10.57 +2.28%)
AMD<AMD> 144.64(+6.20 +4.48%)
エヌビディア<NVDA> 116.20(+12.47 +12.02%)
イーライリリー<LLY> 797.57(+7.36 +0.93%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美