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【市況】アジア株 まちまち、香港株は大幅反落

東京時間17:54現在
香港ハンセン指数   17002.91(-235.43 -1.37%)
中国上海総合指数  2879.30(-12.55 -0.43%)
台湾加権指数     22223.57(+59.08 +0.27%)
韓国総合株価指数  2738.19(-27.34 -0.99%)
豪ASX200指数    7953.18(-36.46 -0.46%)
インドSENSEX30種  81678.75(+322.91 +0.40%)

 30日のアジア株は、まちまち。日銀金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)などの重要イベントを控える中、市場間でまちまちの動きとなった。上海株は反落。中国の景気の先行く不透明感などが重石となった。人民元安により、中国からの資金流出懸念も売りにつながった。香港株は大幅反落。中国景気の先行き不透明感が圧迫要因となった。FOMCの結果発表を控える中、手じまい売りの動きなどが広がったもよう。台湾株は続伸。米国株価指数先物が時間外取引が上昇に転じたことで、ハイテク関連株などが買われた。
   
 上海総合指数は反落。通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)が買われる一方で、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、酒造会社の貴州茅臺酒、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、家電製品メーカーの海爾智家(ハイアールスマートホーム)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅反落。不動産会社の恒隆地産(ハンルン・プロパティーズ)、自動車販売の中升控股(チョンサン・グループ・ホールディングス)、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー)、光学機器メーカーの舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)、アルミニウム製品メーカーの中国宏橋集団(チャイナ・ホンチャオ・グループ)が売られた。
   
 豪ASX200指数は反落。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、医療機器メーカーのレスメドが買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、探鉱採掘サービス会社のフォーテスキュー、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、病院経営のラムゼー・ヘルスケアが売られた。

出所:MINKABU PRESS

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