【材料】TIが上昇 決算は概ね予想範囲内も、今後の回復への期待を示唆=米国株個別
(NY時間09:39)(日本時間22:39)
テキサス・インスツルメンツ<TXN> 200.10(+1.81 +0.91%)
テキサス・インスツルメンツ(TI)<TXN>が上昇。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。第3四半期のガイダンスも公表し、概ね予想範囲内の見通しを示している。
ただ、株価はポジティブな反応を示している。アナリストは「第2四半期は概ね予想範囲内だったものの、株高への確信は高まっている。多くのシグナルが、同社の利益が今後2-3四半期以内に元に戻る準備が整っていることを示唆している」と述べた。
同社は過剰在庫を抱えた顧客からの受注鈍化により成長が阻害されていたが、今回のガイダンスで、受注が再び増加するのではとの楽観的な見方も広がっているようだ。
イランCEOは「中国で電子機器メーカーが未使用部品の在庫処理を終え、成長軌道に戻った」と述べた。欧州と日本はまだその過程の初期段階にある。同社の顧客は約半数が依然在庫削減を進めているが、残りの半数はすでに受注増に戻っているという。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益:1.22ドル(予想:1.16ドル)
・売上高:38.2億ドル 16%減(予想:38.2億ドル)
アナログ:29.3億ドル 11%減(予想:29.3億ドル)
エンベデッド・プロセッシング:6.15億ドル 31%減(予想:6.61億ドル)
その他収入:2.79億ドル 22%減(予想:2.17億ドル)
・営業利益:12.5億ドル 37%減(予想:12.4億ドル)
(7-9月・第3四半期見通し)
・1株利益:1.24~1.48ドル(予想:1.38ドル)
・売上高:39.4~42.6億ドル(予想:41.4億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
テキサス・インスツルメンツ<TXN> 200.10(+1.81 +0.91%)
テキサス・インスツルメンツ(TI)<TXN>が上昇。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。第3四半期のガイダンスも公表し、概ね予想範囲内の見通しを示している。
ただ、株価はポジティブな反応を示している。アナリストは「第2四半期は概ね予想範囲内だったものの、株高への確信は高まっている。多くのシグナルが、同社の利益が今後2-3四半期以内に元に戻る準備が整っていることを示唆している」と述べた。
同社は過剰在庫を抱えた顧客からの受注鈍化により成長が阻害されていたが、今回のガイダンスで、受注が再び増加するのではとの楽観的な見方も広がっているようだ。
イランCEOは「中国で電子機器メーカーが未使用部品の在庫処理を終え、成長軌道に戻った」と述べた。欧州と日本はまだその過程の初期段階にある。同社の顧客は約半数が依然在庫削減を進めているが、残りの半数はすでに受注増に戻っているという。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益:1.22ドル(予想:1.16ドル)
・売上高:38.2億ドル 16%減(予想:38.2億ドル)
アナログ:29.3億ドル 11%減(予想:29.3億ドル)
エンベデッド・プロセッシング:6.15億ドル 31%減(予想:6.61億ドル)
その他収入:2.79億ドル 22%減(予想:2.17億ドル)
・営業利益:12.5億ドル 37%減(予想:12.4億ドル)
(7-9月・第3四半期見通し)
・1株利益:1.24~1.48ドル(予想:1.38ドル)
・売上高:39.4~42.6億ドル(予想:41.4億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース