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【通貨】NY外為:加ドル売り、加中銀の7月利下げ織り込む、弱いCPIや企業景況感で


カナダ6月消費者物価指数(CPI)は前年比+2.7%と、予想通り5月+2.9%から伸びが予想以上に鈍化した。また、第2四半期の総合企業景況感調査は-2.9と、前期の-2.4から一段と悪化した。

低調な結果を受け市場は中銀が7月の金融政策決定会合で、0.25%の追加利下げに踏み切るとの思惑を強めた。カナダドル売りも強まり、ドル・カナダは1.3666カナダドルから一時1.3708カナダドルまで上昇し、2日来のドル高を更新。カナダ円はカナダドル売りと、円売りが交錯し、115円86銭で伸び悩んだ。


[経済指標]
・カナダ・6月消費者物価指数:前年比+2.7%(予想:+2.8%、5月:+2.9%)

《KY》

 提供:フィスコ

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