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【市況】アジア株 まちまち、香港株は大幅続落

東京時間17:56現在
香港ハンセン指数   17727.98(-287.96 -1.60%)
中国上海総合指数  2976.30(+2.29 +0.08%)
台湾加権指数     23997.25(+117.89 +0.49%)
韓国総合株価指数  2866.09(+5.17 +0.18%)
豪ASX200指数    7999.32(-18.31 -0.23%)
インドSENSEX30種  80681.94(+17.08 +0.02%)

 16日のアジア株は、まちまち。前日の米国株の上昇を受けて、韓国株や台湾株などは買い優勢の展開となった。香港株は大幅続落。前日発表の中国第2四半期の実質GDPが前年比+4.7%と市場予想を下回ったことで、中国景気の先行き不透明感が広がり、売りにつながった。上海株は小幅続伸。売り一巡後に上昇に転じた。第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)が開催されており、景気対策への期待感などが下値を支えたもよう。
   
 上海総合指数は小幅続伸。コンピューター部品メーカーの海光信息技術、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)が買われる一方で、保険大手の中国平安保険、石油大手の中国石油化工(シノペック)、化学品メーカーの浙江巨化が売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅続落。食品メーカーのティンイー、海上輸送会社の東方海外国際(オリエント・オーバーシーズ)、オンライン旅行代理店の携程旅行網(トリップ・ドット・コム・グループ)、スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)、インターネット検索サイト会社の百度(バイドゥ)、インターネット関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小反落。不動産会社のグッドマン・グループ、銀行大手のナショナル・オーストラリア銀行が買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャー、医薬品メーカーのCSL、会計システム会社のゼロが売られた。

出所:MINKABU PRESS

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