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【特集】コニシ Research Memo(6):工事事業は子会社各社が好調に推移して大幅増益


■コニシ<4956>の業績動向

(3) 工事事業
「工事事業」の売上高は21,857百万円(前期比12.0%増)、営業利益は2,244百万円(同39.7%増)となった。各子会社が堅調に推移した。

a) ボンドエンジニアリング(連結子会社):売上高12,718百万円(前期比1.5%減)
前期に収益認識されるイレギュラーな在庫販売があったことから減収となったが、工事としては増収となった。橋梁などの社会インフラの補修・改修・補強工事が好調に推移した。

b) コニシ工営(連結子会社):売上高1,717百万円(同7.5%増)
公共工事が順調に推移した。

c) 近畿鉄筋コンクリート(連結子会社):売上高1,547百万円(同28.3%増)
受注工事の進捗が順調に推移した。

d) 角丸建設(連結子会社):売上高4,745百万円(同45.0%増)
前期は工事の進捗が遅れたが、今期は受注工事の進捗が順調に推移した。

e) 中信建設(連結子会社):売上高1,717百万円(同218.1%増)
長野県にある土木建築工事会社。2023年1月に連結子会社化したため、計上分が増収となった。

(4) その他
不動産賃貸業が中心の事業で、売上高178百万円(同2.0%減)、営業利益124百万円(前期比122百万円増)となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《AS》

 提供:フィスコ

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