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【材料】ラクトJが約3年8カ月ぶり高値、24年11月期業績及び配当予想を上方修正

ラクトJ <日足> 「株探」多機能チャートより
 ラクト・ジャパン<3139>が3連騰し20年11月以来約3年8カ月ぶりの高値をつけている。前週末12日の取引終了後、24年11月期の連結業績予想について、売上高を1600億円から1640億円(前期比3.6%増)へ、純利益を24億円から30億円(同46.4%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を31円から45円へ引き上げたことが好感されている。

 インバウンドを含めた旅行需要などが盛り上がり、業務用を中心に各種食品の需要が回復傾向となったほか、プロテイン製品の市場拡大が続き関連する原料の販売が順調に進み、乳原料・チーズ部門の販売数量が増加していることが要因。また、アジア事業でシンガポール、マレーシアを中心に外食向けなどでチーズの販売が好調なことも寄与する。なお、年間配当予想は76円(前期48円)となる。

 同時に発表した第2四半期累計(23年12月~24年5月)決算は、売上高845億6000万円(前年同期比5.1%増)、営業利益24億3200万円(同42.6%増)、純利益16億5400万円(同79.3%増)だった。

出所:MINKABU PRESS

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