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【市況】パウエル証言自体への大きな反応は見られず これまでの姿勢を堅持している印象=米国株

NY株式9日(NY時間10:20)(日本時間23:20)
ダウ平均   39157.41(-187.38 -0.48%)
ナスダック   18501.77(+98.03 +0.53%)
CME日経平均先物 41570(大証終比:-50 -0.12%)

 日本時間23時にパウエルFRB議長の議会証言が始まっているが、米株式市場はそれ自体への大きな反応は見られていない。ダウ平均は下落している一方、IT・ハイテク株は堅調に推移しており、ナスダックは上昇。

 議長は「もっと良いデータがあればインフレへの信頼高まる」と述べ、更にデータを確認したい姿勢を強調。「緩和が早過ぎたり、多過ぎたりすると、インフレの進展に悪影響を及ぼす可能性がある」とも述べた。市場の一部からはハト派に傾斜するのではとの期待もあったが、その雰囲気まではなく、これまでの姿勢を堅持している印象。

 ただ、想定範囲内でもあることから、いまのところ米株式市場の反応は限定的に留まっている模様。短期金融市場では年内2回の利下げと、9月の利下げ開始予想で変わらず。

アップル<AAPL> 228.90(+1.08 +0.47%)
マイクロソフト<MSFT> 464.06(-2.18 -0.47%)
アマゾン<AMZN> 199.96(+0.67 +0.34%)
アルファベットC<GOOG> 191.82(+1.34 +0.70%)
テスラ<TSLA> 257.76(+4.82 +1.91%)
メタ<META> 533.89(+4.57 +0.86%)
AMD<AMD> 177.17(-1.52 -0.85%)
エヌビディア<NVDA> 133.57(+5.37 +4.19%)
イーライリリー<LLY> 927.72(+9.72 +1.06%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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