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【通貨】豪ドル週間見通し:底堅い展開か、年内利上げの可能性残る


■強含み、5月小売売上高は市場予想を上回る

今週の豪ドル・円は強含み。5月小売売上高が予想を上回る伸びとなったことから、年内利上げ観測がやや強まったとみられ、リスク選好的な豪ドル買いが観測された。フランスの政治不安がある程度解消され、リスク回避的な豪ドル売りは縮小したことも影響したようだ。取引レンジ:107円24銭-108円60銭。

■底堅い展開か、年内利上げの可能性残る

来週の豪ドル・円は底堅い展開か。5月の消費者物価指数の伸び拡大に加え、5月小売売上高は予想以上の伸びを示した。豪準備銀行(中央銀行)はインフレを目標に戻すことが引き続き最優先課題と再表明しており、年内利上げの可能性は消えていないことが引き続き意識されそうだ。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:107円50銭-109円50銭

《FA》

 提供:フィスコ

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