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【注目】米国で新築アパートの賃貸が減速 借りるまでに時間がかかる

 米国で新築アパートの賃貸が減速している。不動産情報のレッドフィンによると、昨年10-12月期に竣工した新築アパートのうち3カ月以内に賃貸されたのは約47%で、前年の60%から減少したと報告した。新築アパートが市場に出回る件数が通常よりも多く、賃貸までに時間がかかっており、所有者同士が入居者獲得競争を繰り広げているという。

 レッドフィンによると10-12月期に竣工した新築アパートは9万戸強で、2023年の4-6月期を除いて過去最多となっており、空室率も過去3四半期6.6%で推移しているという。しかし、これは2021年以来の高水準ではあるが、もはやパンデミック時のようには伸びていないとも付け加えた。


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