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【注目】米住宅市場に減速の兆候か 約4年ぶりに典型的な住宅が定価以下で取引との報告も

 米住宅市場に減速の兆候を示す報告が伝わっている。不動産情報サイトを運営するレッドフィンによると、6月23日までの4週間に成約した米国の典型的な住宅で、売主の希望販売価格を0.3%下回る水準で取引が成立したという。

 これは住宅市場がほぼ停止状態に陥った2020年のパンデミック以来、この時期に一般住宅が販売価格を下回って売れた初めてのケースとなる。売主の7%近くが平均希望価格を引き下げたという。また、全米の新規物件数は前年比8.2%増加し、住宅販売保留件数は4.3%減少したと報告している。


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