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【材料】ソーラーエッジが大幅安 転換社債発行計画 顧客破産で売掛金の未回収 FCFの赤字=米国株個別

(NY時間10:05)(日本時間23:05)
ソーラーエッジ<SEDG> 27.78(-5.47 -16.45%)

 太陽光発電機器を手掛けるイスラエルのソーラーエッジ・テクノロジーズ<SEDG>が大幅安。3億ドルのシニア転換社債の発行計画を発表したほか、顧客であるPM&Mエレクトリック社が破産申請したため、売掛金の1140万ドルを回収できない可能性があることも明らかにした。なお、同社は4-6月期(第2四半期)のガイダンスを再確認したが、フリーキャッシュフロー(FCF)については1.5億ドル程度の赤字になると予想している。

 これについてアナリストは「第2四半期のガイダンスの大部分は変更されなかったが、FCFは自身の予想をかなり下回っている」と述べた。ただ「流動性が同社の懸念材料になるとは考えていない」とも語った。

 また「第2四半期のFCFのガイダンスが1.5億ドルの赤字になったことは、市場の継続的な課題および過剰在庫を示すもう1つの証拠でもあり、第1四半期時点のバランスシート上の15億ドル超の在庫削減は遅れる可能性がある」とも指摘している。

【企業概要】
 太陽光発電で電力を収集・管理する方法を変更するDC最適化インバータシステムを世界に提供する。インバータ、電力オプティマイザー、クラウドベースの監視用通信デバイス等を扱い、包括的な安全機能・柔軟な設計・運用保守の向上を実現する。EV充電機能やリチウムイオン電池等にも製品を提供する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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