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【材料】ディズニーが上昇 アナリストが「買い」でカバレッジ再開 目標株価を125ドル=米国株個別

(NY時間09:36)(日本時間22:36)
ディズニー<DIS> 102.98(+1.00 +0.98%)

 ディズニー<DIS>が上昇して始まっている。アナリストが「買い」でカバレッジを再開した。目標株価を125ドルとしており、前日終値から23%高い水準に設定している。

 同社は質の高い1株利益のコンパウンダーであり、6%の売上高の伸び、9%のEBIT成長、そして自社株買いとその他の利益によって、2030年にかけて1株利益の年平均成長率(CAGR)は14%を達成するはずだと述べている。

 中期的な成長は、ワールドクラスのストーリーテリング(事業にストーリーを持たせる事)とESPNにおける長期的な主要スポーツの放映権ポートフォリオによるコンテンツによって支えられるという。

 カタリストとしては同社の消費者直販(DTC)プラットフォームに言及し、これはネットフリックス<NFLX>に対抗できるほど強力な数少ないストリーミング・サービスであると述べた。コンテンツ販売とライセンシングも2023年に周期的な底を打ち、今年には収益性が回復するはずだとしている。

 また、ESPNが行っているDTCへの取り組みと、クルーズとテーマパークの垂直市場における業界の堅調なファンダメンタルズを、同社のさらなる強みとして挙げた。3隻の新しいクルーズ船の就航とディズニーランドの拡張は、完了後、年ベースで約100億ドルの利益に貢献する可能性があるとも付け加えた。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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