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【材料】アップルが反落 アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ=米国株個別

(NY時間14:41)(日本時間03:41)
アップル<AAPL> 213.98(-2.69 -1.24%)

 アップル<AAPL>が反落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げた。ただ、目標株価は従来の194ドルから220ドルに引き上げている。今月10日に開催した世界開発者会議(WWDC)以降、同社株は12%上昇し、200ドルを突破して最高値を更新してきた。現状からは短期的に適正水準まで上昇したとの判断のようだ。

 同社はWWDCで新たなAIフレームワークを公開し、市場ではそれがアイフォーンの販売増に繋がるとの期待を高めているが、同アナリストも「新しく発表された機能は恐らく新しい買い替えサイクルの引き金になるだろう」と述べている。製品のアップグレード需要の増加を考慮し、アイフォーンの販売台数予測を8%、2024年の売上予測を5%上方修正している。

 なお同社は6月28日に複合現実(MR)対応のゴーグル型端末「ビジョン・プロ」を日本、中国、シンガポールで発売を開始すると発表した。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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