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【注目】プーチン大統領、18日から北朝鮮訪問

 プーチン大統領が北朝鮮とベトナムを訪問する。ウクライナ侵攻が新たな問題に直面する中で、しばらく訪れていなかった長年の友好国に向かう。ロシア大統領府によると、プーチン大統領は北朝鮮を18-19日に、続いてベトナムを19-20日に訪問すると発表した。

 プーチン大統領の北朝鮮訪問は2000年以来。北朝鮮はロシアのウクライナ侵攻を支援するためミサイルや数百万発の弾薬を送ったとされる。だが、ウクライナには米国と欧州諸国から数十億ドル規模の新たな兵器が到着し、ロシアが大幅な前進を果たす機会は狭まりつつある。

 ブルームバーグによると、北朝鮮はウクライナの前線に配備されたソ連製システムで使用可能な弾薬や兵器を豊富に持ち、その備蓄は世界最大級。衛星画像によると、北朝鮮の金正恩総書記が昨年9月にロシアを訪れプーチン大統領と会談した後、北朝鮮からロシアへの兵器輸送のペースが上がったことが示唆されている。この兵器移転の証拠は多数挙がっているが、両国は否定している。

 韓国の申源湜(シン・ウォンシク)国防相は、北朝鮮は500万発近くにも及ぶ弾薬を供給する代わり、ロシアから偵察衛星配備計画の技術的支援や、戦車や航空機など通常戦力の提供を受けていると主張。ロシアが行っているとみられる軍事技術提供で、地域に対する北朝鮮の脅威は増していると申氏は指摘した。

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