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【材料】カラダノートが大幅反落、24年7月期利益予想を上方修正も材料出尽くし感

カラダノート <日足> 「株探」多機能チャートより
 カラダノート<4014>が大幅反落している。前週末14日の取引終了後、24年7月期の単独業績予想について、営業利益を5000万円から1億円(前期2億3800万円の赤字)へ、最終利益を3400万円から1億円(同3億7200万円の赤字)へ上方修正したが、織り込み済みとの見方が強く材料出尽くし感から売られているようだ。

 売上高は23億円(前期比11.8%増)の従来見通しを据え置いたものの、第3四半期までの期間でストックビジネスの累計契約者数を着実に積み上げたことや、複数の大手企業との高収益のPoC(概念実証)案件の受注が好調に推移したこと、更に一部コストの効率化を図ったことなどにより、利益率が改善したことが要因としている。

 なお、第3四半期累計(23年8月~24年4月)決算は、売上高17億5400万円(前年同期比15.5%増)、営業利益5700万円(前年同期2億2500万円の赤字)、最終利益5900万円(同2億3800万円の赤字)だった。

出所:MINKABU PRESS

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