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【市況】フランスの政治情勢への警戒が株安誘う=欧州株概況

フランスの政治情勢への警戒が株安誘う=欧州株概況

 きょうの欧州株式市場は揃って下落。 終値は、FTSE100指数が前営業日比16.81ポイント安の8146.86ポイント、仏CAC40指数が前営業日比204.75ポイント安の7503.27ポイントとなっている。フランクフルト(独)市場は、DAX指数が前営業日比263.66ポイント安の1万8002.02ポイントとなっている。

 6月6日の欧州議会選挙での極右の台頭と、与党の敗北を受けて、マクロン大統領が下院の解散総選挙を決定。世論調査の結果が示されており、極右国民戦線が他を引き離して第1党になる可能性が強まったことで、警戒感が広がっている。

 仏CACは一時3%安となった。欧州株はその他も全般に売られる展開。

 独ダックスは精密機器のザルトリウスなどがしっかりも、総じて売りが優勢。自動車などの部品メーカー・コンチネンタル、エンジニアリングのラインメタルなどが売られている。

MINKABU PRESS

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