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【通貨】外為サマリー:模様眺めムードが広がるなか157円10銭台中心に推移

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=157円18銭前後と前日の午後5時時点に比べて15銭程度のドル安・円高となっている。

 11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=157円13銭前後と前日に比べて10銭弱のドル高・円安で取引を終えた。米長期金利の低下が影響する場面もあったが、ドルの追随売りは広がらず持ち直した。

 この日の東京市場のドル円相場は、157円10銭台を中心に方向感なく推移。今晩に5月の米消費者物価指数(CPI)と米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、模様眺めムードが広がりやすくなっている。なお、日銀が朝方公表した5月の企業物価指数は、前年同月比で2.4%上昇と4カ月連続で伸び率が拡大したが相場の反応は限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0736ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=168円75銭前後と同60銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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